ホームジム導入のデメリット4選

前回はホームジムのメリットについて解説しました。

しかしホームジムもいいことばかりではありません。

今回はホームジムのデメリットについて解説します。

ホームジムのデメリット

・器具によっては広いスペースを確保する必要がある。

・床の補強が必要になる場合がある。

・モチベーションの維持が大変。

・指導してくれるトレーナーがいない。

順に解説していきます。

器具によっては広いスペースを確保する必要がある。

どの程度の器具を揃えるかで必要なスペースが変わってきます。

以前の記事で紹介したおすすめの器具3選だけ揃えるなら

それほど場所は取りません。

参考

ホームトレーニングの為に揃えたい器具3選

しかし、パワーラックを置きたい場合はそれなりに広いスペースが必要になってきます。

ここでは、家庭用パワーラックの定番であるアイロテックのマルチパワーラックを例に

必要なスペースを算出します。

結論、幅・奥行き200cmずつ、高さ230cmが最低必要です。

幅はバーベルの長さで必要な幅が決まります。

パワーラックに対応しているバーベルには180cmと200cmの2タイプがあります。

180cmを使用するとしても、プレートの付け外しをする為に片側+10〜15cm必要です。

次に奥行きです。

パワーラックの奥行きが145cmです。

ベンチプレスをする場合、パワーラック内にベンチ台を置きます。

ベンチ台と自分の脚がはみ出す分を考慮すると+50cm程確保したいところです。

最後に高さです。

パワーラックの高さが219cmです。

チンニングをする際にラックよりも頭が上に出る事になるので、

+10cm程必要になります。

賃貸に住まわれている場合はこのスペースの確保がハードルになるかもしれません。

床の補強が必要になる場合がある。

これも揃える器具で必要になるケースがあります。

先に解説したようにパワーラック等の器具を入れる場合は、

広さもですが重量も気にする必要があります。

器具類の重量は約260kgにもなります。

(各重量はパワーラック82kg、ベンチ33kg、バーベル・プレート類140kgで計算)

筆者の場合は一軒家を購入する際に器具を入れたのですが、

ハウスメーカーの担当者に伝えたところ床を補強した方が良い

とのことだったので補強しました。

ガレージなどのコンクリートであれば気にする必要はないですが、

木造の場合は注意が必要です。

下のリンクに耐荷重の計算が載っているので参考にしてみてください。

モチベーションの維持が大変

ホームジムでは基本的に1人でトレーニングすることが多くなると思います。

やる気があってトレーニングのモチベーションが高い時は便利なのですが、

毎日そんな日ばかりではないでしょう。

ジムだったら行ってしまえば場の雰囲気だったり周りの人のトレーニングを見て

やる気が出てくるかもしれません。

しかしホームジムではそうはなりません。

家というのは安らぐ、休む場所でもあります。

トレーニングをするつもりだったけれどついダラダラしてしまった、、

なんて話はよくあることです。

自分でモチベーションを保てる人には最高の環境かもしれませんが、

そうでなければ続けるのが難しくなる可能性があります。

指導してくれるトレーナーがいない。

トレーニング経験がある人はいいのですが、

まだ初心者の内はトレーニングについて分からないことが多いと思います。

例えば胸を鍛えたいとします。

それには何の種目がいいんだろう。どんな動作で行えばいいんだろう。

使う器具は?重さは?回数は?

そんな状況を解決してくれるのがトレーナーです。

ジムのトレーナーやパーソナルトレーナーは

鍛えたい部位や骨格、体の柔軟性を考えて、

1人1人に合ったメニュー、フォームを指導してくれます。

今の時代YouTubeなどで簡単に動画を観れますが、

自分に合った重量、フォームでないと最悪ケガをしてしまう危険もあります。

最初はトレーナーに指導してもらいつつ、フォームを習得してから

自分でトレーニングをすることをオススメします。

今回はデメリットについて解説しましたが、

上手に活用できればトレーニングの助けになるのは間違いありません。

MYホームジムで自分のなりたいカラダを手に入れましょう。

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